都心のマンションでも、「駐車場を戸数以上確保」は絶対的な条件ですか?

YUKARIさん
 都心のマンションでも、「駐車場を戸数以上確保」は絶対的な条件ですか?
ひろさん
立地が抜群に良い都市型マンションの場合は例外です。

都心立地で、徒歩圏内に商店街や総合病院、銀行、学校、最寄り駅等の生活利便施設が揃っており、周辺で簡単にタクシーを捕まえる事が出来るマンションは、車を保有していない世帯でも生活するうえで大きな支障は生じない為、駐車場台数が戸数より少なくても、資産価値を末永く維持する事が期待できます。

子育て世代の場合は、車を利用する機会も多いと思いますが、平日に通勤で車を使わない場合は、週に何度かタクシーを利用し、週末毎にレンタカー借りても、車を保有する為に必要な「車両代(6年間で償却)+駐車場代+保険料」と比較すると、トータルの費用は安くなる可能性が高いですからね。

ただし、いざという時に車が必要になる可能性は有るので、出来れば購入前に、周辺のレンタカーショップやカーシェアリングの存在について、確認しておいた方が良いでしょう。

また、福岡市では平成12年11月に「福岡市建築紛争の予防と調整に関する条例」が施行され、それ以降に戸数が10戸以上の集合住宅を新築する場合には、用途地域毎に定められた割合を戸数に乗じた台数の「駐車場附置義務」が課される事から、間口が狭い等の理由で、駐車場の確保が難しいマンションの場合は、将来の建て替え時におけるリスクを考慮する必要が有ります。

YUKARIさん
確かに、薬院、大名、西新、大橋等の人気エリアなら、車が無くても普段の生活には全く支障無さそうですね。それに、近場の移動に自転車を使えば、節約しながらダイエットも出来そうですね。