福岡市周辺で中古マンションを購入する場合に、今後街が発展して資産価値の上昇を期待出来るエリアってありますか?
2018年の夏時点で福岡市内で最も期待値が高いエリアは、「地下鉄七隈線沿線」と「博多区那珂・竹下の青果市場跡地周辺」です。
2005年2月に開業し、現在「天神南~博多駅」への延伸工事が急ピッチで進む福岡市営地下鉄七隈線沿線では、既に六本松エリアや薬院エリア等で、中古マンション価格の大幅な上昇が話題となっていますが、実際に博多駅までの延伸が完了すれば、「博多コネクティッド」の効果により、再開発や商業施設の集約が進む博多駅エリアの魅力向上との相乗効果も伴い、一層の資産価値向上が期待されています。
また、2018年7月に、三井不動産を代表とするグループによって、8ha(ヘクタール)を超える広大な敷地に、九州初の職業体験型テーマパーク「キッザニア」やショッピングモール「ららぽーと」が整備される事が決定し、現在工事が進んでいる博多区那珂の青果市場跡地周辺は、ファミリー層の人気が高まるでしょう。
5年後、10年後の利便性や資産価値を考慮すると、多少割高でも上記の地域周辺に戸数が多く駐車場が戸数分完備された中古マンションを購入しておくのは、悪くない選択だと思います。
なお、上記の地域以外にも「九州大学箱崎キャンパス跡地」周辺の貝塚寄りのエリアは、都市計画の詳細が発表された時点で価格水準の見直しが期待できますし、線路の高架化による踏切撤廃が進む「西鉄天神大牟田線」沿線で、「雑餉隈~春日原」の間に2021年12月に開設予定の新駅周辺も、注目のエリアの一つです。
福岡市の周辺では、2018年10月に市制移行した「那珂川市」も、「町」から「市」に呼称が変わる事によるイメージアップで街の魅力が大幅に向上しています。
地域のニュースをチェックするのは、資産価値が下がらないマンション選びに重要なんですね。確かに「ららぽーと」が出来るのは楽しみ~♬